今もなお注目を集める 時代と人とは一体

幕末の頃の話はいつの時代も注目集めつづけていますね。歴史的資料がしっかり残っている事と謎が多い事の両面を持っている時代だからかもしれません。この時代を生き抜いていった人には、「カリスマ性」というのを持った人々が多くいた事も有名です。

幕末を語るときには、諸説ある事など多くあるがゆえに「真実」というのは見えていない気もします。それでも、現代人がなぜ幕末の頃に興味を抱いてしまうのでしょか。時代が変わるから、個人という単位で戦っていけたからなど、理由は様々あると思います。

そんなこの時代は、我々が生きている現在と変わらないという人もいたりします。時代が変わってないよと思うでしょうが、国の中での出来事ではよく似ている要素がありませんか?だからこそ、人は歴史に学ぶのだという学者がいたりすのではと思います。歴史が動いた事件や事柄、そして激動の時代を生きたカリスマたちはどんな人物だったのかを知ってほしいと思います。

幕末最強の武闘派集団「新選組」

誰もがその存在を知っている幕末の武闘派剣客集団「新選組」。今までいくつものドラマが制作され、新選組の隊士をキャラクターにした小説や漫画が多く出版されています。

新選組は、近藤勇という局長や鬼の副長と呼ばれた土方歳三を筆頭に、江戸時代末期の京都で幕府を倒幕しようとする反幕府勢力を取り締まる警察活動を行っていました。一時期は十番隊まであり200人以上の隊士が所属していましたが、隊士同士で争いが起こったり、局中法度という厳しい隊規に違反した隊士が粛清されたことによって、その数は大幅に少なくなりました。

そんな新選組ですが、幕府が大政奉還によって朝廷に政治を行う権利を返上したあとの、新政府軍と新選組を含めた旧幕府軍との戦争である「鳥羽伏見の戦い」に参加し敗北。局長である近藤勇は新政府軍に捕らえられ処刑され、土方歳三も箱館戦争によって戦死しました。

最終的には戊辰戦争で旧幕府軍が降伏し、新選組も解散しました。

新選組隊士の中で最強だったのは?

一時期は200人以上の隊士が所属していた新選組。その隊士の中でも強いと言われていたのは、一番隊隊長の沖田総司、二番隊隊長の永倉新八、三番隊隊長の斎藤一の3人です。

中でも一番隊隊長の沖田総司の強さはとても有名で、剣の天才と言われていましたが、からだが弱く病弱で27歳の若さでなくなっています。

沖田総司も永倉新八も斎藤一も、新選組が出てくる漫画には必ずといっていいほどキャラクターとして登場してきます。それだけ今でも人気のある人物と言えるでしょう。

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